ポルノグラフィティ
2025.02.14

名古屋支社のファイナンシャルプランナーの林です。
皆さんは、「推し活」という言葉をご存知でしょうか。推し活とは、自分の好きな人・ものを応援したり愛でたりする活動のことをいいます。
私は、人生で「推し」というものができたことがなく、推し活は自分には無縁のものだと思っていました。
昨年の1月のことです。
コロナ禍のおうち時間にYouTubeで見て、なんとなく気になっていたポルノグラフィティのライブに初めて参戦しました。
生歌がうますぎる、曲が良いのはもちろんのこと、ポルノグラフィティのパワー、ファンとの一体感、全員が自分なりに楽しんで帰るという温かさの全てに感動して、とにかく胸がいっぱいになりました。
それからというもの、毎日ポルノグラフィティの曲を聞いてはあの日の温かい気持ちを思い出していつの間にかドハマりしていました。
これが推しなのか!と初めて実感しました。
そんな時、次の夏のライブの日程が発表されました。開催場所は広島県因島(いんのしま)と横浜です。
計4日間のライブ、因島での「島ごとぽるの展」という大イベント、さらにライブDVDとベストアルバムまで発売されると!
その時の私の気持ちはこちら
「絶対に行きたい!でも、予定外の支出だから、行ってしまったら今年の目標貯蓄額には届かないかも…」
私はFPです。お金は罪悪感を抱きながらちまちま使うのではなく、大切なことにしっかり使うことで人生に活きると知っています。
意を決して8日間お休みをいただいて、広島県に3日間、横浜に1日、ポルノグラフィティのためだけに遠征し、ライブDVDとアルバムまで買って、全力でポルノグラフィティにどっぷり浸かりました。
ポルノグラフィティの故郷である因島の方々の温かさに触れ、現地で素敵なポル友(ファン仲間)もできて、ライブ以外にも心が満たされる瞬間がたくさんありました。
推しのイベントは突如開催されることも、全力で推し活をすることで仕事やプライベートも前向きに頑張れることも、ようやく理解できました。
同時に、使ったお金は湧いて戻っては来ないということも痛感しました。
気持ちは満たされているがお金が減っている、という相反する状況は、推し活に限らず多くの方が経験したことがあるのではないかと気づき、FPとしての人間の幅も広がりました。
今は、次のポルノグラフィティのイベントに向けて、自分の心を満たすもの・必要なものにだけお金を使うことを意識して生活しています。
前向きな節約は、生活にハリが出て、案外楽しいなと感じています。
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