家計簿は手書きよりもアプリが簡単?人気の家計簿アプリを徹底分析
2019.11.28
家計簿 アプリ
皆さんは家計簿をどんな方法でつけていますか。ノートタイプやパソコンでエクセルなどに入力する方法や、最近はスマホでアプリに入力する方法なんかもありますね。
私はもっと手軽にできるという理由から家計簿アプリを使用しています。家計簿アプリなら金額を自動計算してくれるし、固定費は一度入力しておけば毎月入力しなくても自動的に反映してくれます。今回はそういった家計簿アプリの紹介をしていきます。
家計簿アプリの便利機能
家計簿アプリにはどのような機能があるのでしょうか。便利な機能を3つ紹介します。
1、レシート読取り機能
レシートの金額をアプリに入力するのが面倒…そんな悩みを解決してくれる機能です。レシートをスマホのカメラで撮影すれば、アプリが自動認識をして金額と項目を読み取って家計簿アプリに反映させてくれます。自分で金額と項目を入力する手間が省けます。
ただし、アプリによってはその精度に多少の誤差があり、うまくいかないときには手入力が必要となる場合もあります。
2、カード連携機能
家計簿アプリに銀行口座やクレジットカードを登録しておくと、その使用状況を自動でアプリに反映させてくれるとっても便利な機能です。銀行口座取引の情報やクレジットカードの購入履歴をいちいち家計簿に記録するのは大変な作業です。この機能があればその手間を省くことができます。
ただし、各アプリにより、連携対応している金融機関に違いがあります。
また連携していたとしても、オンライン認証データが必要で、オンライン対応の手続きをしないとこのサービスは利用できません。
3、共有機能
家計簿アプリによっては、入力した家計簿を一つのスマホやタブレットだけでなく、いくつかの端末で管理・共有できるものもあります。例えば、夫と妻のお財布がばらばらであったとしても、家計簿アプリでひとつの家計簿を管理できるので、互いに共有意識をもつことができるようになります。
人気の家計簿アプリをご紹介
これまで紹介した家計簿アプリの便利機能はすべてのアプリにおいて無料で使えるわけではなく、プレミアム会員になり、お金を払ってはじめて使えるようになる仕組みになっているアプリもあります。いくつかのアプリを紹介します。
家計簿アプリ 「Zaim」
家計簿アプリの中でもトップクラスのダウンロード数を誇る人気アプリです。
レシート読取機能、カード連携機能、共有機能が無料で使えます。連携しているのはクレジットカード会社だけでなく、いくつかのショッピングサイトとも連携しています。
その他、お金を使ったお店を家計簿に登録できる機能や、家計簿付け忘れアラーム機能、今日使える金額表示機能など、様々な便利機能を無料で使うことができます。
月額480円の有料会員にアップグレードすると、銀行やカード連携機能の更新頻度がアップされたり、残高推移のグラフが見れる、家族情報に基づき給付金の情報を教えてくれるなどのサービスが利用できます。
家計簿アプリ 「マネーフォワードME」
「Zaim」とよく比較される、こちらもトップクラスのダウンロード数を誇る人気アプリです。
レシート読取り機能、カード連携機能が無料で使えます。共有機能は一部を無料で使うことができます。マネーフォワードMEの金融機関連携数は業界1位です。証券口座やFXとも連携しています。ただし、無料版では登録できるのは10件までと制限されています。
月額500円のプレミアム会員になると11件以上の金融機関を登録できます。共有機能の範囲も広がります。また、それぞれの家庭にあわせた理想の家計と比較した家計診断や自身にかわってお金の管理をしてくれるサービスにも対応します。例えば、カードの引き落とし日や金額を通知してくれたり、ポイントの有効期限まで通知してくれます。カードの使い過ぎも通知で知らせてくれます。
家計簿アプリ 「2秒家計簿おカネレコ」
テレビ番組や雑誌などでも多数取り上げられた人気の家計簿アプリです。カード連携機能はありませんが、その分安全に使うことができます。レシート読取り機能と共有機能は利用できますが、それらの機能を利用するには、有料のアプリをダウンロードするか、月額480円の有料会員になる必要があります。
有料会員になるとその他、エクセルやDropboxにデータを出力できたり、画面やグラフを好みの配色にすることができたり、電卓機能が使えるようになります。
家計簿アプリ 「Dr.Wallet」
家計簿アプリの中でも唯一、オペレーターが情報の代行入力をしてくれるアプリです。
レシート読取り機能が搭載されたアプリはたくさんありますが、その精度はまだ完璧とはいえません。このアプリは、ユーザーはレシートの写真を撮影するだけでほぼ確実に情報を家計簿アプリに反映させてくれます。レシートだけでなく、Amazonや楽天などの明細や生協などの宅配の購入履歴も反映させてくれます。ただし、レシート読取り機能は1ヵ月99枚までが無料で、100枚以上の利用はアプリ内において課金が必要です。
その他、銀行やクレジットカードや電子マネーのアカウント情報を登録しておけば定期的に情報を自動取得してその内容をアプリに記録してくれます。このサービスは無料です。アプリ内においてアカウント登録をしておけば家族内での共有機能も無料で利用できます。
家計簿アプリ 「家計簿簡単お小遣い帳」
簡単さを追求した家計簿アプリです。レシート読取り機能もカード連携機能もありませんが、私が調べた家計簿アプリの中でトップの評価を得ていました。簡単に入力できること、みやすいこと、デザインを選べること、簡単電卓機能がついていること、固定費の自動入力ができる機能がすべて無料で使用できることが人気の理由です。共有機能もついているので家族内で他の端末とデータの共有ができます。
家計簿アプリ「毎日家計簿」
私自身が長年使っている無料家計簿アプリです。レシート読取り機能もカード連携機能もありませんが、シンプルで、金額入力画面に電卓もついているので入力しやすい、グラフに一元化されてみやすい、分かり易い、比較しやすい、定期収支を一度入力しておけば毎月の家計簿に自動で反映されるので毎度の入力の手間が省ける、という点から利便性が高く、長年愛用しています。
終わりに
いくつかの家計簿アプリを紹介しました。私自身、知らなかった便利な機能がたくさんあり、驚きでした。ただ、それらの機能はまだまだ改善点が要されるケースもたくさんあるようで、これからの発展に大いに期待したいと思いました。私自身は、これまでなんとなく使ってきた家計簿アプリのよさを再確認できた機会にもなったので、これからも同じアプリを使っていこうと思いました。
皆さんは使ってみたい家計簿アプリがありましたか。これまで家計簿をつけていなかった、長続きしなかったという方もこれを機にぜひ、家計簿にトライしてみてください。自分に合った家計簿を見つけて楽しんでつけることができたらいいですね。