いくら借りることができて毎月の返済金額はいくら?住宅ローンシミュレーションがおすすめ!
2020.02.02
住宅ローンを借りようとしたとき、様々な金融機関でローンシミュレーションをすることができます。それを参考にどの金融機関で借りるか検討をつけることができるので大変便利です。今回はローンシミュレーションいついて詳しく解説します。
各社のローンシミュレーション
様々な金融機関のHPで住宅ローンシミュレーションをすることができます。
シミュレーション方法も、現在の年収から借り入れ可能金額を調べることができたり、毎月の希望返済額から調べることができたり、また、現在すでに住宅ローンを借りていて、住宅ローンの借り換えを検討している場合もシミュレーションをすることができます。
自分のニーズに合わせてシミュレーション方法を選択します。
シミュレーションの項目入力
シミュレーション方法を選択すると、必要項目入力画面になります。今回は年収から借入可能金額を調べるパターンを例にみていきましょう。
「年収から借入可能額を調べる」を選択し、現在の年収を入力します。ボーナス返済額の入力項目がある場合は、ボーナス時にボーナスから支払いたい金額を入力します。ボーナス払いを希望しない場合には「0」を入力します。
借入期間はMAX35年です。その間の期間で希望年数を入力します。
ここまでの入力は簡単ですが、難しいのは返済方法と金利項目です。
元利均等返済と元金均等返済
元利均等返済
元利均等返済とは、借入金額である元金部分と利息部分を合わせた金額が返済期間中に均等になる返済方法です。
メリット
返済金額が一定のため、返済プランが立てやすいのが特徴です。元利均等返済をえらんだほうがいい場合は返済期間中に返済額が一定であったほうがいい場合です。
デメリット
元金均等返済に比べて元金部分の返済が遅くなるので、その分利息が高くつき、総返済額は元金均等返済よりも高くなります。
元金均等返済
元金均等返済とは、借入金額である元金部分を優先して返済していく返済方法です。
メリット
元金を早く返済していくため、元利均等返済に比べて利息部分が少なく、総返済額も元利均等返済よりも少なくすみます。元金均等返済が向いている人はローンを組んだ当初に高額な返済額に対応できる人です。
デメリット
毎月の返済額は一定ではないため、元利均等返済に比べて返済プランがたてにくなります。ローンを組んだ当初の返済額が一番高く、返済が進むにつれて返済額は少なくなっていきます。
金利について
金利の項目で適用金利を入力してくださいと記載がありますが、金利についての知識がなければなんのことだかわかりません。
適用金利は毎月変更されるため、その時点での金利は各金融機関HPで確認する必要があります。大体の場合、シミュレーションページから確認ページにアクセスできるように表示されています。
金利には固定金利と変動金利がある
金融機関によっては、固定金利のみ、もしくは変動金利のみ扱っている金融機関もあるため、そういった金融機関ではどちらか選択できなくなっています。
固定金利
返済期間中の金利が一定である返済方法です。ローンを組んだ時点での金利が返済期間中、最後まで適用されます。
メリット
返済金額が返済期間中一定となるため、返済プランがたてやすい。
デメリット
変動金利に比べて適用される金利は高めに設定されています。
固定金利が向いている人
・借入金額が多く、返済期間が長期である人
・金利の動向をこまめにチェックするのが苦手な人
・途中で返済額が高くなると困る場合
変動金利
市場の金利に連動して、ローンに適用される金利が変動していく返済方法です。適用金利は半年ごとに見直しされますが、返済額の変更は5年ごとです。
メリット
固定金利に比べて適用される金利は低く設定されています。
デメリット
・金利の変動による変動リスクをおうことになります。金利が低い水準で推移している場合は低金利のメリットを享受できますが、金利が上がると返済額も高くなります。
・返済額は返済期間中一定ではないため、返済プランがたてにくくなります。
変動金利が向いている人
・借入金額が少なく、返済期間が短い人
・金利の動向をこまめにチェックできる人
・金利が上昇し、返済額が高くなったとしても対応できる余裕がある場合
当初固定金利型
住宅ローンを組んで、最初の何年かだけ固定金利を適用し、一定期間が過ぎると原則、変動金利が適用されるタイプの住宅ローンです。期間は金融機関によって異なります。
一定期間金利引下げ型
住宅ローンを組んで最初の何年かは引き下げ金利が適用される住宅ローンです。期間は、2年、3年、5年、10年、15年、20年と金融機関によってさまざまです。
引き下げ期間をすぎたあとは、原則、変動金利となりますが、金融機関によっては変動金利か固定金利を選べるタイプもあります。
適用条件や引き下げ金利については、各金融機関HPを参考にしてください。
諸費用について
諸費用とはなんでしょうか。住宅ローンを借り入れるためには、融資を受けるための手数料や、登記をする際の費用、契約書に貼る収入印紙代、保証人や保証会社が不要な場合、金融機関に支払う保証料などが必要になります。それらをまとめて諸費用といいます。(金融機関によって異なる場合があります)
住宅ローンを借り入れる際には、建物などの物件価格と別にこういった費用の支払いも必要です。
まとめ
住宅ローンシミュレーションについて解説しました。返済方法や金利などにパターンがあることがわかりました。
また、住宅を購入する際には、諸費用などの経費がかかることもわかりました。
金融機関によって適用金利には差があります。金利を高く設定しているが、諸費用が比較的低く設定されているところや、逆のパターンもあります。
いくつかの金融機関シミュレーションで比較検討し、自分にあったプランをみつけることが大切です。住宅購入を検討している際にはシミュレーションぜひ活用してみましょう。
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